神聖な石として古くは司祭の護符や教会の飾りに用いられたガーネット。中世ヨーロッパでは「勝利の石」と呼ばれ、十字軍の戦士が小袋にいれたガーネットを身につけ戦いにでかけたといいます。血液に深い関わりがある石でもあり、血液の循環を良くし生命力を高める効果があると伝えられています。
- 鉱物名:ガーネット
- 和名:柘榴石
- 結晶:等軸晶系
- 効力:成功・愛
- チャクラ:第1
- 浄化法:流水、月光、クラスター
- 取扱い注意:長時間の直射日光を避ける
意志を高め努力を実らせる
実りの象徴であるガーネットは、夢や目標に向かい日々努力を積み上げてきた成果を実らせ、成功へと導く守護石です。持ち主の生命力を高め、気力・体力・忍耐力を強めるといわれています。また、惰性や心の弱さを払い、物事を最後までやり遂げる強い精神力を与えてくれる石でもあります。夢や目標を達成したいときや、受験勉強や就職活動などにもおすすめの守護石です。
愛を貫き守る石
ガーネットの実りをもたらす力は、恋の成就にも効果があるといわれています。大切な人と一生を添い遂げたいと願い身につけると、2人の絆をいっそう深める効果があるといいます。 また「一途な愛を貫き守る石」ともいわれ、古くは「貞操を守る石」でもあったガーネット。その昔、夫が家を留守にするときには妻にガーネットを持たせ、浮気を防いだといいます。 遠距離恋愛や年の差のある恋など、障害を乗り越え恋を実らせたいと願う人の心強い愛の守護石です。
友に贈る「友情の証」
宝石言葉に「友愛・忠実」をもつガーネットは、古くより大切な友人に贈る宝石として伝えられている石でもあります。欧米では、友と別れる時には「再会の約束」「友情の証」の意味をこめ、お互いにガーネットを贈りあう習慣があるといいます。 また、贈り物として受け取ると幸福が訪れるとの言い伝えがあるガーネット。大切な友人や離れ離れになる友人への贈り物としても最適です。
結婚18年目を祝う「石榴婚式」の石
結婚記念日は年数を重ねるにつれて固く価値が高いものが当てはめられていきます。結婚18年目はガーネットを贈りあう「石榴(ガーネット)婚式」です。努力を実らせるといわれるガーネットには、18年という長い月日を力をあわせながら歩んできた2人の努力をねぎらう意味がこめられているといいます。プレゼントにはガーネットをあしらったジュエリーが定番です。「一途な愛を貫き守る石」とも呼ばれるガーネットは、恋人へのプレゼントとしてもおすすめです。